9月「祝福」

片瀬教会に来てから一つ印象的だったことは、大勢の方が川沿いの道を歩きながら犬の散歩をしていらしたことでした。だんだん時間が経つにつれて、片瀬教会の皆さんも、ペットを飼っていらっしゃるだけでなく、温度差はあっても、皆深くその動物に愛情を持っていらっしゃることに気がつきました。

又お正月には、皆さんが自動車の祝福を望んだので、昔から歴代の司祭によってその行事が行われていました。私もそれに合わせて、自動車そのものよりも、運転者と車に乗っていらっしゃる方を神が守って下さるように、毎年祈っています。

数か月前パソコンでインターネットを見ていた時に、ローマのある教会では毎年ペットを祝福する行事が行われていることを知りました。それで頭に浮かんだのは、自動車の祝福を行うならどうして皆さんのペットを祝福しないのかということでした。

日本の教会にはそのような習慣がないので、ちょっと戸惑いましたが、何人かの方に相談したら、最初の驚きの後、「やってみたら」又は「やってみましょう」と賛成を得られました。その上信者でない方も、もしかしたらご自分の愛するペットを祝福してもらいたいのではないかと思ったので、宣教司牧委員会と教会委員会の協力を得て、ちょうど動物愛護週間に近い9月29日に行うことになりました。

カトリック教会において動物の保護者となっているアッシジの聖フランシスコの精神をもって、ペットを飼っていらっしゃる信者さんだけではなく、犬友だちやその他の方々も、どうかこの小さな行事に大勢参加してくださればうれしく思います。

マリオ・バラーロ神父