9月「勉強とは」

9月から又学校が始まります。勉強できることは大変有難いことで、日本が先進国になったのはそのおかげでもあるでしょう。しかし勉強することは、色々な知識を消化しないで詰め込むものではありません。ソクラテスによりますと、「勉強するのは、宇宙の秘密に入り込み、これを理解する努力です。・・・探究心のない人生は価値がありません。」

多くの学校では色々なことを覚えさせるのですが、人間としてどうやって生きるべきか、人生の目的は何処にあるか、人間を超える人格的な大きな力(神)は存在しているか、または単に心のない自然の力しかないのか、宗教とはなんであるか、人生において信仰は大事なものであるか、などについて考えさせることをしているでしょうか。

これこそ大事な勉強だと思います。しかし残念ながらミッションスクール以外では、そのような問題はほとんど無視されているような気がします。たてまえとして、心の教育は大事と言いながら、体(スポーツ)だけが讃えられているような印象を受けます。

私たちキリスト信者として子供の信仰をどの程度大事にしているでしょうか。

信仰は学問ではありません。生き方そのものです。信仰にはある程度知識が必要ですが、大事なのは行い、考え方、祈りなどではないでしょうか。

子供の教育は親から始まりますので、その点について大人は子供に自分の生き方を通してどんな価値観を伝えているでしょうか。大いに考えて頂きたいと思います。