9月 「友情」

イタリアへ帰国するたびに、昔の友達に会うチャンスがあります。しかし友達といってもみんな同じではありません。うわべだけの友達がいれば、深いところでつながっている友達もいます。それで今月は友情について考えさせる一人の作家のことばを紹介したいと思います。
友とは 強い絆がありますが、縛られていません。
導く星でありますが、まぶしくありません。
鋭い眼差しがありますが、裁きません。
注意をしてくれますが、強制はしません。
兄弟のように正してくれますが、恥をかかせません。
マントのように覆ってくれますが、息は詰まらせません。
ヤスリのようですが、皮膚を傷つけません。
愛する心を持っていますが、見返りを求めません。
守る優しさがありますが、服従は求めません。

友情についていろいろなことが書いてありますが、私にとって特に二つの言葉が気に入っています。一つは、
どんな思いでも相手に気軽に表し、格好をつける必要のないありのままの自分を受け入れてくれる人は本物の親友でしょう。
もう一つは
友よ、私の前を歩まないでください。後ろについていかれないかもしれません。
私の後ろも歩まないでください。行く道がわからないかもしれません。
私と並んで歩み、ただ友でいてください。
最後に聖書の友情について
聖書にも友情についていろいろな名言がありますが、おそらく一番知られているのは、
「誠実な友は・・・・・その友を見いだせば、宝を見つけたも同然だ。」シラ書6.14
この世の中、本物の親友は少ないかも知れませんが、その人を探す前に自分自身が宝になっておきましょう。