7.祈り(1)(2013年7月)

イエスは祈りの人でした。
しかし一つの祈りの方法だけによって祈る人ではありませんでした。弟子達と共に、イエスは律法に定められた典礼を行い、民と共に御父と交わっていました。それと同時に、一人でご自分の言葉で、御父と話しておられたのです。
イエスは黙って祈ったでしょう。しかしそのことは、どこにも記されていません。祈りは神との対話なので、神の声を聴くことも、私達が話すこともあります。

今回は 神の声を聴くこと についてだけ一言申し上げたいと思います。

神は私達に少なくとも三つの形で話しかけると思います。

*一つは 自分の良心 を通してです。
つまり私達は、神から創られたものとして、自然に良いことをして悪いことを避けるべきという心の声を感じているからです。その声に従うことによって、いつも神の声を聴くことになります。

*もう一つの方法は、聖書を通して です。聖書、特にイエスの言葉を通して、神が私達に色々なことを語りかけられるということが言えるでしょう。

*最後に 人生に起こる様々な出来事 を通してです。私達の人生は神の御手の中にあると信じているので、人生に起こる様々な出来事を通して、きっと神が望んでいらっしゃる所に私達を導いて下さるでしょう。ただ多い場合、すぐ出来事の意味が分らないことがありますが、後になってあの嬉しかった事、又は悲しかった事は、何の意味があったのか理解できるようになると思います。
しかし神のもとに戻るまでわからない事もあるかもしれませんが、自分の人生におこる事が、何の意味があるか考えること自体、祈りといえるでしょう。

この三つの形で、私達は神の声を聴くことになると言えるでしょう。