3月「苦い水」

プルーストというフランスの作家は、次の言葉を書きました。
「新聞を批判したくなる理由は、たくさんの無意味なことを伝えてくれるからです。それなのに私たちは毎朝興味深く新聞を読むので、新聞に載せるべきことは、大事な本なのではないでしょうか。例えばパスカルの『パンセ』など。」
パスカルの『パンセ』は19世紀に書かれた本ですが、今でも現代人のために参考になる本だと思います。四旬節の間、例えば聖書を始め、人生の為にプラスになるような本を少しだけでも読んだらいかがでしょうか。

また別の作家は次のような言葉を書いています。「私にとって楽な生活は、堕落に導きます。私に必要なのは、苦い水です。キリストは私たちに“この世の蜂蜜でありなさい”ではなく、“地の塩でありなさい”とおっしゃったのです。
しょっぱい、ぴりっとさせる“塩”です。」

体の健康の為に非常に敏感である私たちは、同じぐらいの敏感さで、心と信仰を育てるようにすれば、きっとみんな偉大な聖人になるでしょう!!!

この四旬節の間、キリスト信者として何が大事であるかを見抜いて、それを優先し、体の健康とともに、心と信仰の健康を作り出すための厳しさがありますように、心から勧めたいと思います。

マリオ・バラーロ神父