3月 横浜教区合同入信志願式を迎えるにあたって

皆さん、1月20日、27日と2月22日のそれぞれのミサの間に行われた「入門式」をもって、10名の方々が求道者となられました。わたしたちは皆、感謝と喜びのうちに新しい兄弟姉妹を迎えて、再び父である神さまこそご自分の民を成長させてくださることを体験しました。求道者となられた方々をはじめ、わたしたち一人ひとりには、それぞれの霊的な歴史、すなわち神との出会いに至る道のりがあります。長い道のりもありますが、短い道のりもあります。いずれにしても、善い方である神さまは、わたしたちの心に呼びかけられた後、待っておられました。神さまは、わたしたちが自由をもって自らの心の扉を開くのを待ってくださったのです。神さまはわたしたち一人ひとりに対して、強いて何もさせられません。繰り返し呼びかけられますが、わたしたちの自由による応答を待っておられます。
1月29日(火)、横浜司教館で月修が行われた際にわたしたち主任司祭に渡された封筒に「横浜教区合同入信志願式のお知らせ」が入っていました。2019年度横浜教区合同入信志願式は四旬節第1主日の3月10日(日)に藤沢教会で行われます。合同入信志願式は、2019年4月20日(土)の復活徹夜祭に入信(洗礼・堅信・聖体)の秘跡を各小教区で受けられる求道者の方々のために行われます。求道者の方々は、合同入信志願式をとおして、神さまから選ばれた者であることが宣言されて「入信志願者」となられます。合同入信志願式は、ラファエル梅村昌弘司教様の司式で「ことばの典礼」により行われます。四旬節第1主日の3月10日(日)、わたしたちの片瀬教会で、10時のミサの間に10名の求道者のために祈ります。具体的に「司教司式の入信志願式に求道者を送る典礼」をもって、司教様から入信の秘跡の志願者として認めていただく前に、わたしたちの共同体の祈りをささげるわけです。
皆さん、今年の「四旬節の間、入信志願者とともにご復活の良き日を目指して歩みましょう。わたしたち自身も受けた洗礼、堅信、聖体の秘跡の大切さをあらためて思い起こし、共同体の絆をより強いものにしましょう」(「司教司式の入信志願式の求道者を送る典礼」)。尚、「洗礼志願者のための典礼――清めと照らし――」は、四旬節第3主日、第4主日、第5主日のミサで行われますので、お知らせします。「洗礼志願者のための典礼」を見てみますと、説教の後、洗礼志願者と代父母の皆さんに祭壇の前に出ていただいて、「洗礼志願者のための共同祈願」と「解放を求める祈り」をささげます。
今年の四旬節は「灰の水曜日」の3月6日に始まります。「四旬節は、復活の祭儀を準備するために設けられている。四旬節の典礼によって、洗礼志願者はキリスト教入信の諸段階を通して、また、信者はすでに受けた洗礼の記念と償いのわざを通して、過越の神秘の祭儀に備えるのである」(「典礼暦年と典礼暦に関する一般原則」27)。「四旬節の初めにあたる灰の水曜日は、どこでも断食の日とされ、その日に灰の式が行われる」(同29)。