3月 「チコリと薔薇」

“主よ、私の願いを聞き、私の罪をゆるしてください。 主よ、私は日々空しいことを求めて過ごしてきました。 あなただけがゆるすことができるので、私をゆるして下さい。 主よ、*チコリは苦いですが、あなたの庭には薔薇と共にチコリの為にも場所があるでしょう。 私は罪深い者ですが、あなたを愛しています。” この祈りは“イスラム教の先生”と言われたAbdullah Al Ansari(1006年~1088年)が書いたものです。犯した悪へのゆるしを求めるのは普遍的なことで、どんな時代でも、どんな宗教でも、無宗教の人でも、みんな悪に汚れています。 したがって遅かれ早かれゆるしてもらいたいと感じない人は、傲慢か無知な人であって、一番救い難い人だと思います。 私たちは3月にキリストの復活を迎えるために四旬節という期間が与えられています。 その時期こそ愛の足りなさを自覚し、謙虚にゆるしの秘跡を通して清められ、キリストの復活と自分たちの復興が行われる期間になるように希望しています。 又主の復活は私たちの信仰の基礎でありながら、私たちの希望でもあるのです。 パウロによりますと “キリストと共に死に、キリストと共に復活する” (ローマの信徒への手紙6.8)のです。 ご復活は私たちの回心の時ですので、この時期を何もないかのように過ごすわけにはいかないでしょう。皆さんどうぞ四旬節と復活の時期が無駄にならないように祈ります。 * チコリ  ヨーロッパでは日常的に使われている少し苦みのある野菜