22.パウロ (2)

パウロはダマスコにおいて洗礼を受けてから3年間アラビア地方で生活をしました。その3年間についてパウロはどう過ごしたのか書かれていませんが、彼にとってその時間はとても大事なものでした。何故ならば、その時イエスとの親密な体験があり、幻の中にも自分の信仰を深めたからです。
そのあとダマスコに戻って、一生懸命宣教活動を始めましたが、ユダヤ人から殺されそうになり、そこから逃げてエルサレムに行ったのです。しかしそこでも同じように命が危なくなって、信者達から逃げるように勧められたのです。そのあと生まれたところであるタルソに戻り、数年間そこで過ごしましたが、そこでもどんな生活をしたのか聖書には書いてありません。
タルソから呼び出されたのは、パウロの友達であったバルナバによってでした。パウロはバルナバと共にシリアのアンティオキアで一年間ほど活躍しました。その教会では大部分の信者がユダヤ人ではなかったのです。そこでパウロは本格的に異邦人に対しての宣教を計画して、47年頃に第1回の伝道旅行を始めました。