2月 「飢えていたときに・・・」

昨年藤沢教会の方が、片瀬教会に子供の支援の協力をお願いするために来ました。最近又、新聞やテレビを通して、毎日の食事を得られない子供が増えていると知り、ちょっとショックでした。このような出来事は、貧しい国の問題だと思ったのですが、日本でも衣食住の問題が存在しているという寂しい現実を知りました。
ご存知のように、昨年12月8日から今年の11月30日まで、フランシスコ教皇様は、いつくしみの特別聖年を宣言なさいました。メッセージの中に、具体的な過ごし方として指定された教会に巡礼して罪を告白することと共に、身体的、精神的な慈善の精神を生かすようにとありました。
身体的な慈善としては、マタイ25章31~46節に “飢えていたときに食べさせ、のどが渇いているときに飲ませ・・・”などが書いてあります。この二つの慈善は先ほど申し上げたように豊かな日本でも必要としているのです。政府は物価が上がるようにすると共に、給料も上がることによって日本の経済を活性化するという意向でやっていますが、年金暮らし、又は生活保護の方の生活は苦しくなってくることが現実です。
経済のことはよく分かりませんが、弱い立場にいる人が経済の活性化の犠牲者になってしまうのはよくないと思います。そんな状態で私たちは何か出来るでしょうか。正直なところは私も具体的にどうしたらよいか分かりませんが、少なくとも個人のレベルで友人、知人、親せきなどに必要であれば出来る限り力になることでしょう。社会人としては、政府が弱い立場にいる人をもっと大事にするように、色々な形で圧力をかけることが必要なのではないかと思います。政府を批判するのは簡単ですが、その政府を選ぶのは国民です。基本的に、政治家は選ばれるために国民が望むことに応えようとするのです。そうであれば一人ひとりの考え方を合わせたら大きな影響力を持つようになるでしょう。
皆さん、特別ないつくしみの聖年に相応(ふさわ)しく生きる為に、まず身体的な慈善の精神を身に着けるように努めていこうではありませんか。