2月 「温かい教会」

先月キリスト教一致祈祷週間をきっかけとして、今年はいくつかの教会の信者がその目的の為にうちの教会で集まって祈りました。この運動は良い結果を生み出すように、いくつかの心構えが必要なのですが、その一つは、“他の教会を批判しないで、逆に良いところを見つける事”だと思います。そこで、プロテスタントから色々学ぶべきことの中に、一つのことを強調したいと思います。
私たちカトリック信者は、日曜日のミサに参加する時、友達同士互いに挨拶と共に会話をしていますが、知らない信者又は初めていらっしゃった方は多くの場合無視されているような印象があります。プロテスタントの諸教会のやり方は詳しく知りませんが、私が体験したかぎり、初めての方に対して、温かい歓迎をしていらっしゃると思います。確かに、初めて教会のミサに参加する方の中には、そっとしておいてもらいたい方もいらっしゃいますが、大部分の場合は言葉をかけてもらいたいと思っています。
時々ある教会では、初めて訪ねる方に、すぐ名前と住所を書いてもらうことがあるのですが、それはちょっと強引すぎる印象を受けます。しかしカトリック教会では逆にほとんどの場合無視してしまいます。相手のプライバシーを重んじすぎるせいかわかりませんが、結果的には“冷たい教会だな”と感じさせてしまうのではないかと思います。
ミサに与ることは、神と語り合うことが中心ですが、神の家族であるという意識を改めて自覚するためでもあるのです。イエス様はご聖体と聖書の中に生きていらっしゃるだけでなく、人の中にもいらっしゃるのです。パウロのおっしゃるように “自分の体は、キリストの体の一部だと知らないのですか。あなたがたの体は神からいただいた聖霊の神殿です”(コリント第一の手紙 6章15節~19節)
どうか皆さん、もっと温かみのある共同体を作りましょう。ミサが終わったら知らない方一人ぐらいと挨拶と短い会話をしましょう。人を無視して家に帰らないようにできるだけ心がけるようにしましょう。