18.聖書 その1 聖書は何の本?

説明しやすくするために、まず旧約聖書、新約聖書を分けた方がよいと思います。

まず、旧約聖書は一度に一人の人から作られた本ではありません。

旧約聖書はいくつかの本によって成り立ち、大勢の人が手を加えたのです。一番古い個所は、紀元前1000年頃に書かれているし、最後の本は紀元前50年頃でした。一言でいえば旧約聖書には、ユダヤ人の文化そのものが含まれています。歴史、宗教、道徳などが書いてあります。キリスト教にとって、このユダヤ人の聖書の意味は、イエス キリストの到来を紹介してくださったことにあるのです。特に唯一で、創造主である神の信仰と、救い主への思想はキリストと密接に結びついています。最初キリスト信者は、別の宗教を作ったとは思いませんでした。逆にユダヤ人が待ち望んだ救い主は、イエス様だと思ったので、自分たちこそ本物のユダヤ教だと思っていました。

次に新約聖書は、イエス様が亡くなられてから、弟子たちは生きた言葉でイエス様のことを伝えたのですが、次第にその教えを文字にする必要性を感じたので、四つの福音書が出来上がったのです。その上使徒たちの手紙も加えて、新約聖書が出来上がったのです。

参照

旧約聖書はカトリック教会にとっては46書によって成り立っています。プロテスタントの諸教会にとっては39書だけになっています。新約聖書についてプロテスタントもカトリックも4つの福音書と21の手紙と2つの本、つまり27書によって出来上がっています。