14.第二バチカン公会議(三) 他宗教との対話

第二バチカン公会議がもたらした変化の中に、多宗教に対する関わりがあります。
まず神の国は教会よりも大きいという文言がありました。というのは、
教会に属している人は、キリストを信じて洗礼を受けた人のことです。
神の国というのは、生まれた環境、受けた教育などによって、キリストを信じられなかったのですが、善、真実、正義、などを求めた人のことです。
こうなりますと、教会以外にもよいもの、正しいもの、清いもの等があるので、それを知り、認め、受け入れることは当然でしょう。その考えから教会は他宗教との対話が始まったのです。

その時まで、教会はキリストのことを人々に教えることに熱心だったのですが、他宗教から学ぶ姿勢が乏しかったのです。しかし他宗教との対話によって豊かになれるし、互いの偏見と誤解を取り除くことが出来るので、良い結果が生まれてきたと思います。
どんな宗教でもいいということは思っていませんが、違った考え方があっても、互いに尊重しあうのは、相互理解と平和のために役に立つのではないかと思います。