12月 「この時代こそ」

早いもので今年もクリスマスが近づいてきました。二千年前イエス様がお生まれになった時、すべての人間は仲良くしていたとは言えませんが、現代のように深い憎しみ、殺し合い、戦争などはなかったような気がします。
 イエス様がお生まれになってまもなく、難民としてエジプトに逃げることになったのですが、現代では難民の数は多すぎるのではないかと思います。このような状況で、クリスマスの喜びをどうやって感じたらよいのでしょうか。
この世の中がなぜこうなったのかと申しますと、一言でいえば、イエス様の言葉を受け入れていないからです。聖フランシスコの祈りは、あべこべになっています。 
“愛があるところに憎しみを、ゆるしのあるところにいさかいを、一致のあるところに分裂を・・・などなど”
よく考えたら、人間はこのような世界を作ってしまったからこそ、キリストとそのメッセージを毎年改めて思い起こすことが大事なのではないでしょうか。残念ながら待降節の間、どこを見てもイエス様と関係のない事ばかり目立つのですが、それにしてもこの時期にキリストに近づくことは、他の時期よりも簡単であるような気がします。
どうぞこの時代こそ、クリスマスの精神を生かす喜びを感じることができますように心から希望しております。