10.信仰(2)(2013年10月)

この世の中には色々な宗教があります。
たいてい道徳的にイエス様の教えとたくさんの共通点があると思います。違った形である程度同じことを教えていると言えるでしょう。
そういうことなので、おそらく大勢の方は富士山のてっぺんにたどり着くために色々な道があるように、どんな宗教でも同じ目的があるので、どんな宗教でもよいと考えているでしょう。

しかしこれはちょっと違うのではないかと思います。

どうして違うのかと申しますと、大部分の宗教において、神を理解するために必要なものは、人間の努力です。これは貴いものですが、でも人間の考えにしかすぎません。

キリストの場合、神のことと神と人間のかかわりはどういうものであるかは、人間の考えではなく、神からいただいた教え(啓示)なのです。それが一つの基本的な違いだと思います。

仏教の場合は話がちょっと別ですが、お釈迦様の場合は、神のことを求めようとか、理解しようとかではなく、人間は苦しみからどうやって救われるか、が彼の目的でした。ですからある意味でお釈迦様の教えは宗教ではないでしょう。

もう一つ考えていただきたいのは、この世には良いことを教えたたくさんの宗教家がいました。しかしその教えの為に自分の命を失った(殉教)方は、そんなに多くはありません。また死んでから復活されたのはキリストだけです。

そういう意味でもキリスト信者として、どんな宗教でも同じ立場に置くことを認めることはできないでしょう。