10月「家庭から」

10月、教会ではロザリオの月でありながら、宣教の月でもあるのです。つまりこの月はキリストのことを全世界に伝える使命を自覚する時期です。9月末、フランシスコ教皇はキューバとアメリカを訪問することにより、その使命を立派に果たされたと言えるでしょう。

しかしその目立つことだけではなく、教皇はご自分の生き方のスタイルによって、人の心をひきつけます。一般のマスメディアは教皇の話は必ずしも報道しませんが、教皇の温かい素朴な態度を表す事はどんな小さな出来事でもすぐ知らせるのです。例えば先日は教皇が突然バチカン近くにある眼鏡屋さんにメガネを買いにいらしたこと、そして誰からも知られずピザを食べに行きたいと言われたことなど、すぐ新聞とテレビに報道されました。このような小さな出来事によって、多くの人は信仰に対する気持ちに近づいたり、又は強めるようになると思います。

私たちも全ての人にキリストを伝える使命がありますが、まず自分の家庭から始まるべきではないかと思います。例えば子供に祈りを唱えるように言うよりも、自分自身が子供と共に祈りをすることでしょう。小さい時からその習慣をつけられたら、自然と祈りの精神が理屈抜きに身につくでしょう。又家庭において、いつも神に対する思い、

イエスの言葉が自分の日常の生活とつながっていれば、その価値観も身につくでしょう。そうすれば祈りと日曜日のミサも簡単に怠らないし、人を喜ばせる心が生まれてくるでしょう。また人の好き嫌いもある程度なくなるし、人を赦せるし、欠点があってもいろんな面でイエスに近づくようになるでしょう。たとえ欠点があっても魅力がある人になるのではないでしょうか。人が自分を見て、この人のようになりたいと言われるようになるならば、宣教ということを気が付かないうちに、行うことになるでしょう