1月 広い海にあこがれて

新年おめでとうございます。
1月1日神の母である聖母マリアの祭日の下に、新しい年を始める恵みを頂いて感謝いたします。年の初めにたいてい色々な計画又は決心などをします。病気や悩みなどに苦しんでいらっしゃる方々は、生きる喜びを取り戻せるように希望しながら神の御守りを求めていらっしゃるでしょう。
私は神父として皆さんにどんなことを勧めたらよいかと考えた時、フランス人の作家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉を思い出しました。彼は次のようにおっしゃいました。
「一つの船を造りたいなら、人の協力を求めてお金、材料、専門家などを集める前に、人々に広い海の魅力と懐かしさを感じさせなさい」 と。
やはり今年は何の行事をすればよいか、どんな生き方をすればイエス様が望むかを考える前に、神様に願いたいのは、私にも皆さんにもあふれるほどの深いキリストに対するあこがれを与えてくださるようにということです。それさえあれば、祈りも行いも信頼なども自然に湧いてくるのではないかと思います。
泉から湧いてくる水は流れるためにあるのです。流れないでたまってしまえば、だんだん水たまりになって沼地になってしまいます。それと同じように、深い愛と信仰に私たちの働きを生かさなければ、どんな素晴らしい計画にしても、神にとって何の価値のないものになるでしょう。
どうぞ今年こそ広い海であるキリストへの愛にあこがれ、それぞれの立場で頑張っていきましょう。どうぞよい年をお過ごしください。