14.教会(四) 信徒の役わり

ニカイヤ公会議(325年)や教会が持つべき四つの特徴について書きましたが、その後、約1700年経ってから第二バチカン公会議(1962年~1965年)という21番目の公会議がありました。そこで21世紀に向かってカトリック教会は、どんな姿勢をもって人々に福音を告げ知らせるべきかを考えてみました。この公会議における主な変化を、何回かに分けて紹介したいと思います。
まず今回最初として、教会における信徒の立場が強調されたことに注目していただきたいと思います。つまり教会は神の民であると言い、その民の中に色々な人がいて、そしてそれぞれ役わりがあるということです。聖職者の役わりもあれば、信徒の役わりもあります。その信徒の役わりというのを二つに簡単にまとめてみますと、
1.教会内部では、教会の活動に対して積極的な働きをすることを指摘しました。
2. 教会外部では、信徒は置かれた場所 (家庭、会社、学校 等)でキリストの精神を生かすことです。
公会議が終わってから50年以上たちました。その点についての実現は、国によって違いますが、私の印象として日本では第一の目的は大分実現されていますが、二番目はまだまだと感じています。