3.宗教に対する考え方1

日本における宣教活動をしながらいくつかの問題にぶつかりましたが、今回はその中の一つを紹介したいと思います。
それは‟宗教は弱い人のためにある”ということについてです。
日本では、宗教に激しく反対する人はあまりいないと思います。その代りに宗教に頼る人は弱い人だと思っている方がたくさんいらっしゃると思います。例えば病気の人にとってお医者さんは有難い存在ですが、元気だったらお医者さんは関係ないと同じように、生きるために宗教的支えがなければ生きてゆけない人にとって、宗教は有り難い存在ですが、宗教の支えがなくてもやっていける強い人なら宗教はいらないでしょう。
しかしキリスト信者にとっては神から生かされていると思うし、その神が人間になって私達に生きるべき道を教えたし、そして十字架上で自分自身を捧げてくださったので無視するわけにはいかないでしょう。大人になって親から独立しても、親に対する感謝と尊敬、愛情などを持つのは当然です。神も同じで、神から生かされていると信じれば、神に対して感謝と尊敬、愛情などを持つのは当たり前でしょう。つまり、キリスト信者は、神と人間の関わりは宗教だと思っています。したがって強くても弱くても神を信じるなら無視するわけにはいかないでしょう。