サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂( Basilica di San Giovanni in Laterano)ローマイタリア

A.D.324年に献堂されました。ローマ皇帝コンスタンティヌスによりキリスト教が公認された10年後です。教皇の住まいである教皇庁(ラテラノ宮殿)と、司教座の置かれる大聖堂です。10世紀にローマ唯一の洗礼堂も建てられ洗礼者ヨハネに奉げられました。12世紀になると聖堂と宮殿が福音書を著した聖ヨハネに奉げられ、2人のヨハネを記念する聖堂となりました。1309年~1377の間教皇庁はフランスのアヴィニョンに移されてしまい宮殿と大聖堂は荒廃してしまったため以後、教皇はバチカンに移りました。16世紀から修復が始まり、18世紀には上部に聖人の彫刻が並ぶバロック様式のファサードが完成し現在の姿となりました。1620年日本人ペトロ岐部がこの大聖堂で司祭に叙階されましたが、後に迫害の激しい日本で殉教しました。また1929年、この宮殿での教皇とイタリア政府ムッソリーニの会談によりラテラノ条約が結ばれ、バチカン市国は独立国となりました。ローマ四大バジリカのひとつで1980年に世界遺産に登録されています。