カンタベリー大聖堂 ( Canterbury Cathedral) カンタベリー イギリス 

ロンドンから100km程東南のドーヴァー海峡近くの街カンタベリーにある大聖堂です。597年にローマ教皇から派遣された初代カンタベリー大司教が602年にこの大聖堂の前身を創建しました。その後、1130年ロマネスク様式の聖堂に生まれ変わりましたが、大火にみまわれ1379年から1503年にゴシック様式となりました。1170年に聖堂内で大司教トマス・ベケットの暗殺事件が起こりました。ベケットは政教分離を巡って当時の国王ヘンリー2世と衝突して暗殺されました。彼は死後3年という異例の速さで聖人となっています。刺客が、跪いて祈るベケットを窺う場面のステンドグラスがあり、殺害された場所が剣で示されています。16世紀には国王ヘンリー8世の離婚問題がこじれてローマ教会と決別し、英国国教会が設立されました。以後この聖堂は英国国教会の総本山となっています。1988年ユネスコの世界遺産となりました。