アマルフィ大聖堂  Cattedrale di Sant’Andrea(Duomo di Amalfi) イタリア アマルフィ

ナポリから更に南のアマルフィ海岸にあります。12使徒の一人で漁師の守護聖人、聖アンドレアに捧げられた大聖堂です。アマルフィが海洋国家だったためビザンチンやイスラムとの交易でその影響を受け様々な建築様式が混在しています。9世紀に初期キリスト教会の基礎の上に建てられました。その後、この聖堂の隣に現在の主聖堂が建てられ旧聖堂と繋がったため、6つの側廊を持つ大聖堂となりました。13世紀には聖アンドレアの頭蓋骨を納めた地下礼拝堂、100年かかった鐘楼が完成しました。鐘楼はイスラム様式でマジョルカ焼きのタイルで装飾されています。更に墓所として回廊が増設されました。アラブ調の白い柱が見事に並ぶ回廊は天国の回廊と呼ばれています。ファサードは1891年に新しく作られたもので、キリストの姿とその下部に12使徒が描かれ金箔で覆われています。また内部のキリストが漁師アンドレアを弟子にする福音書の場面のフレスコ画が印象的です。聖堂前の階段は62段あります。夕暮れになると西陽がファサードのモザイクを金色に染め、かつての栄華を思わせます。