「World Youth Day 2013」に参加して  M.Yさん・M.Kさん

World Youth Day に参加して M.Y

私にとっては初めての参加となるブラジルでの世界青年大会(World Youth Day>以下WYD)は、出発前に思っていた以上に素晴らしい体験が出来ました。

最初にマリオ神父様から勧めていただき参加を決めた時、私はWYDが何をするどんな大会なのかよく理解していなかったので、準備会で今回の参加目的を聞かれた時も、上手く説明する事が出来ませんでした。ただ、世界中のキリスト教の信仰を持った若者が一箇所に集まるという事に興味があったという事と、偶々長い休みが取れたという事だけですが、それも神様のお導きだったのだと思います。

実際行ってみると、まず日本巡礼団の楽しい仲間達との出会いと分かち合い、そしてブラジルの方達の温かい歓迎、他国の若者達との交流、教皇様を間近に見る事ができ、そのミサに与れた事など、沢山のお恵を頂く事が出来ました。その中でも私にとって一番嬉しかった発見は、ミサ会場や道端、地下鉄の中など、様々な場所で出会うどこの国の誰かも知らない若者達と挨拶を交わし、ハグをして、歌ったり踊ったりしている内に、言葉は通じなくてもお互いに相手を信頼し、友愛を持っているという気持ちが自然と伝わった事や、閉会の教皇ミサでは約300万人もの人が、それぞれ隣の人と手を繋ぎ、皆一つになって主の祈りを唱えている姿に感動した事です。私はそれらの体験を通して、出会った全ての人の中にイエス様の愛を感じる事が出来ました。

WYDのテーマでもある「行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」という言葉について、イエス様の弟子になる、宣教者になるってどんな事だろうと考えた時、今まで私は、司祭やシスターになる事だと考えていましたが、それだけではなく、人を思いやる事、心から愛する事、生きている事に喜び感謝する事など、自分の身近にあるささやかな、しかし決して忘れてはいけないお恵を他人と分かち合い、伝えていく事も宣教なのだと感じました。

これからは、今回のWYDでの経験をただのいい思い出にせず、きちんと自分と向き合って自分に出来る事を探し、私の信じるイエス様の愛を誰かに伝えていきたいと思います。

最後に、まだWYDに参加した事のない日本の若者の皆さんに、絶対一度は参加する事をお勧めしたいです。今回きっかけをくださったマリオ神父様、背中を押してくれた両親、応援してくださった片瀬教会の皆様、13日間お世話になった日本巡礼団の仲間達、陰ながらサポートしてくださった事務局の皆様、サンパウロでお世話になった日系ブラジル人のボランティアの皆様、リオでお世話になったボランティアの皆様、そして出会った全ての方々と神様に心から感謝しています。ありがとうございました。

World Youth Day に参加して M.K

7月19日から7月30日まで、ワールド・ユース・デー リオデジャネイロ大会に参加しました。

参加したきっかけは、タイのボランティア活動で知り合った友人がブラジル出身で、明るく、誰に対しても優しく、困っている人に、自然と声をかけるような人だったので、ブラジルがどんな所なのか興味を持ったからです。ちょうどその時に、神父様から大会のことを聞き、参加を決めました。

毎日使う寝袋が入った重さ12kgのバックパックを背負い、成田に集合しました。その時、私は、人見知りの性格のため、皆と仲良くなれるだろうかと心配していましたが日本巡礼団のメンバーは、心優しい人達で、すぐに打ち解けることができました。

1時30分就寝、6時起床というハードな毎日でしたが、疲れよりも、楽しさが上回る充実した毎日でした。大会では、世界中の青年と出会いました。コパカバーナ・ビーチでのミサでは、外国の青年達と手をつなぎ、お祈りをしたり、WYDのテーマソングを歌ったり、平和の挨拶を交わしました。平和の挨拶も、フレンドリーで、握手したり、ハグをしました。これは、仲良くなるために大変有効でした。

日本巡礼団では、3名の司教様方によるカテケージスが『希望への渇望、神への渇望』『キリストの弟子になる』『宣教者になる、「出発!」』をテーマに3日間にわたって行われ、自分の信仰やカトリック信者としての宣教について学びました。

私は、幼児洗礼で、学校もカトリックだったため、小さい頃からカトリックの勉強をしてきました。しかし、人間関係で傷つき、一時はカトリックが信じられなくなりました。自ら進んで信者になった訳ではないと思ったこともありました。しかし、巡礼団の勉強・分かち合いを通して、分かったことは、小さいときに学んだ教えは、自分の中にしっかりと入っている事です。カテキズムを学んでいる時に安心感を覚えました。また、WYDに参加したメンバーには、育ってきた環境が似ているのか大学や一般社会の友達とは違う、居心地の良さを感じました。

この旅で大変だったことは、日本と違って日本巡礼団にもスリの被害が出るなど治安が悪かったことです。 今回の巡礼で良かったことは、多くのカトリック信者の仲間と信仰・生きる目的・キリストを信じる意味を分かち合えたこと、パパ様(教皇様)が私達を必要としている使命を感じたことです。一生付き合っていきたいと思える友達にも出会い、カトリック教会の魅力を再発見しました。私の使命は、「小学校で学んだ良きサマリア人」のように今苦しんでいる人を助けに行くことだと感じました。リオの教会の神父様は、自ら厨房で、パンを焼き、温かいスープを作り、私達の帰りを待っていてくださいました。今回の旅の参加のきっかけとなったブラジルの人の心の温かさを改めて感じました。 WYDは、私にとって、信仰を取り戻す大きな力となりました。

最後に教皇フランシスコ様、同行してくださった郡山司教様・松浦司教様・浜口司教様、この旅に参加する機会を与えてくださった片瀬教会のマリオ神父様、片瀬教会の皆様方、横浜教区の宮内神父様をはじめ同行してくださった神父様方、事務局の皆様、一緒に旅をした日本巡礼団のメンバーに感謝いたします。

----------------------------------
* WYD大会日程 *

7月19日  成田空港集合  日本出発 N・Y乗り継ぎで、サンパウロまで(23h)
7月20日  朝サンパウロに到着。サンパウロでは日系ブラジル人の方々の温かい歓迎のおもてなしを受け、Mission Week閉会のミサに出る。その後、聖ゴンサロ教会で日系ブラジル人の方々と夕食を共にし、日本人移民の歴史のお話しを聞いた。
7月21日  日本巡礼団団結式。ゴンサロ教会で昼食交流会(劇や歌など日系ブラジル人の方と交流。) サンパウロ市内を観光・日系ブラジル移民資料館を見学。
7月22日  日伯司牧教会婦人会の手作りお弁当を持ってアパレシーダ巡礼、リオデジャネイロでWYD登録。
7月23日  WYD大会が始まる。登録をしてお揃いのバックパックや本などのグッズを貰い、コパカバーナビーチでの開会ミサやフェスティバルに参加。
7月24日  鹿児島教区郡山健次郎司教様のカテケージスがあり、グループごとで分かち合い、ミサに与る。午後、アジアの若者達と交流。
7月25日  大阪教区松浦悟郎司教様によるカテケージス、コパカバーナビーチにて教皇歓迎式典。
7月26日  東京教区浜口末男司教様のカテケージス グループごとでの分かち合い、ミサ。午後、松浦司教様の和解とゆるしについての講話を聞き、沈黙と個別のゆるしの秘跡をそれぞれが受けた。その後、コパカバーナビーチにて十字架の道行。
7月27日  コルコバード観光  コパカバーナビーチにて教皇様と共に前晩の祈り。コパカバーナビーチにて寝袋で野宿。
7月28日  派遣ミサ教皇フランシスコによる司式で行われ、お告げの祈りとそして次回の2016年WYD開催が、列聖が決まった福者ヨハネ・パウロ2世教皇ゆかりの町ポーランドのクラクフで行われるという事が発表され閉会した。
7月29日  振り返りと個別のゆるしの秘跡をし、グループごとでの分かち合いをして、3司教様から「青年への期待」のメッセージ一言ずつお話しをして頂き、ブラジル最後のミサに与った。
7月31日 成田空港着。