今月の神父のメッセージ

 皆さん、教会が6月29日に「聖ペトロと聖パウロ使徒」を祝った祭日は、わたしたちが信仰の喜びをいただいたのは一人でも多くの人に届けるためであるということを再び確認する機会になりました。聖ペトロと聖パウロはイエスさまへの信仰によって「兄弟」になり、自分たちに与えられたそれぞれの使命を忠実に果たしながら、多くの人をイエスさまへの信仰に導くことができたのです。6月29日に読まれた「福音」(マタイ16・13-19参照)にありましたように、イエスさまは「十二人」に「あなたがたはわたしを何者だというのか」と言われたとき、シモン・ペトロは「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えました(マタイ16・15-16参照)。初めて「イエスさま」に出会ったときに、わたしたち一人ひとりの心の中でも、まったく同じ声が聞こえました。「あなたはわたしを何者だというのか」。わたしたちはいつ、またどのようにイエスさまに答えたのでしょうか。洗礼のときに初めて「信仰宣言」を行うことによって、わたしたちは「あなたはわたしの救い主です。あなたはずっと世の終わりまでわたしとともにおられる神です」とイエスさまに答えました。 ご存知のように、初めは教会を迫害していたパウロは、ある日、復活されたイエスさまに出会いました。その瞬間にすべては変わりました。パウロにとって、イエスさまは「すべて」となられました。自分にとってイエスさまが「すべて」となられたので、パウロは「すべての人に対してすべてのものになりました」(一コリント9・22)。教会の歴史を振り返って見ますと、数え切れないほど大勢の人が聖パウロにならって、「すべての人に対してすべてのものになった」ということが分かります。その一人は、シャルトル聖パウロ修道女会創立者 ルイショーヴェ神父様でした。ルイショーヴェ神父様は、「貧しい人、病人、罪人、また聖なる生活を求めているキリスト者の区別なしに『すべての人に全て』」となりました。 聖パウロは、シャルトル聖パウロ修道女会の保護者です。シャルトル聖パウロ修道女会の皆さんは、今年、来日「140周年」を記念しておられます。聖パウロは、湘南白百合学園の保護の聖人でもあります。6月29日午前9時、湘南白百合学園中学高等学校のホールで行われた「創立82周年学園記念ミサ」を司式させていただきました。司祭叙階されて44年になりますが、初めて約1200名の学生、教員、保護者を前にミサをささげることができたことをありがたく思います。感動的な体験でした。ミサの中で、聖パウロの取り次ぎを願って、とくに1070名の学生の夢が実現しますように、また学生の皆さんが「すべての人」の幸せのために働き、よりよい社会の建設に貢献することができますよう、と祈らせていただきました。さらに説教で、「愛を受けるのは、他の人に与えるためです。今、自分は幸せでしょうか。その幸せを分かち合いなさい」と学生の皆さんに呼びかけることができたことを「神さま」に感謝します。

「すべての人に全て」となって

 皆さん、教会が6月29日に「聖ペトロと聖パウロ使徒」を祝った祭日は、わたしたちが信仰の喜びをいただいたのは一人でも多くの人に届けるためであるということを再び確認する機会になりました。聖ペトロと聖パウロはイエスさまへの信仰によって「兄弟」になり、自分たちに与えられたそれぞれの使命を忠実に果たしながら、多くの人をイエスさまへの信仰に導くことができたのです。6月29日に読まれた「福音」(マタイ16・13-19参照)にありましたように、イエスさまは「十二人」に「あなたがたはわたしを何者だというのか」と言われたとき、シモン・ペトロは「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えました(マタイ16・15-16参照)。初めて「イエスさま」に出会ったときに、わたしたち一人ひとりの心の中でも、まったく同じ声が聞こえました。「あなたはわたしを何者だというのか」。わたしたちはいつ、またどのようにイエスさまに答えたのでしょうか。洗礼のときに初めて「信仰宣言」を行うことによって、わたしたちは「あなたはわたしの救い主です。あなたはずっと世の終わりまでわたしとともにおられる神です」とイエスさまに答えました。

 ご存知のように、初めは教会を迫害していたパウロは、ある日、復活されたイエスさまに出会いました。その瞬間にすべては変わりました。パウロにとって、イエスさまは「すべて」となられました。自分にとってイエスさまが「すべて」となられたので、パウロは「すべての人に対してすべてのものになりました」(一コリント9・22)。教会の歴史を振り返って見ますと、数え切れないほど大勢の人が聖パウロにならって、「すべての人に対してすべてのものになった」ということが分かります。その一人は、シャルトル聖パウロ修道女会創立者 ルイショーヴェ神父様でした。ルイショーヴェ神父様は、「貧しい人、病人、罪人、また聖なる生活を求めているキリスト者の区別なしに『すべての人に全て』」となりました。

 聖パウロは、シャルトル聖パウロ修道女会の保護者です。シャルトル聖パウロ修道女会の皆さんは、今年、来日「140周年」を記念しておられます。聖パウロは、湘南白百合学園の保護の聖人でもあります。6月29日午前9時、湘南白百合学園中学高等学校のホールで行われた「創立82周年学園記念ミサ」を司式させていただきました。司祭叙階されて44年になりますが、初めて約1200名の学生、教員、保護者を前にミサをささげることができたことをありがたく思います。感動的な体験でした。ミサの中で、聖パウロの取り次ぎを願って、とくに1070名の学生の夢が実現しますように、また学生の皆さんが「すべての人」の幸せのために働き、よりよい社会の建設に貢献することができますよう、と祈らせていただきました。さらに説教で、「愛を受けるのは、他の人に与えるためです。今、自分は幸せでしょうか。その幸せを分かち合いなさい」と学生の皆さんに呼びかけることができたことを「神さま」に感謝します。

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2019年3月 四旬節

3月6日の灰の水曜日に始まり、復活祭までの主日を除く40日間を四旬節といいます。古くからこの期間は復活祭に洗礼を受ける志願者の直前の準備期間と考えられてきました。現在ではすでに洗礼を受けている信者も節制と回心に努め、愛の行いに励み、キリスト教の一番大切な日である復活祭を清い心で迎えられるように準備します。
カトリック教会では四旬節中の金曜日に、イエス・キリストの受難を思い起こし、「十字架の道行」を行う習慣があります。

 

20190306a  20190306b

 

*灰の水曜日とは

「人は塵から造られたのだから塵に帰る」(旧約聖書「創世記3・19」)という神の言葉を象徴するのが灰で、それを思い起こさせるために司祭は直接信者の額に十字を書くか、頭に灰をかけます。この日は徹底的に食事を控えることが勧められています。ただし健康上の理由のある人や子供、高齢者は通常通りの食事を頂きます。

 

20190306c*十字架の道行

カトリック教会には、イエスが不正な裁判を受ける場面から、十字架上の死に至るまでの場面を14枚の絵にして聖堂のどこかに飾ってあります。
特にこの四旬節の間の金曜日は、この一つひとつの場面を巡り、イエスの受難を黙想しながら祈ります。

カトリック片瀬教会 今週のミサ(3月17日~)

[月、水、木曜日]午前8時 [火曜日]午前9時30分
[金曜日]9時30分 十字架の道行10時30分

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